BrsO14


回折像解析ソフトdifr01.exe
およびPaintShopPro7により作成。
原画像の2倍に拡大表示。


成分等級スペクトル型離角位置角
A6.33B9X
B6.58B9X12.9280


 みなみのかんむり座というと、南天の星座というイメージで、日本から見るのを諦めてしまう人もいるかと思いますが、みなみのかんむり座はいて座の南隣で、南の視界が開けたところでは見ることができます。ほぼ等光等色の清楚なペアで、南の視界が開けたところであればぜひ見たい対象です。みなみのかんむり座γとεの中間にあり、いて座σの南約11°にあります。なお、BrsOとは、トーマス・ブリスベーン卿がオーストラリアのパラマッタ(Parramatta)に設立した私設の天文台(Brisbane Observatory)で作成された重星のカタログに基づいた番号で、BSOとも表記されます。BrsOあるいはBSO番号のつく重星はStelle Doppieによると、こちらのようになります。


視野角60度で作成。2016年8月5日21:00の地平座標で表示。